雨の品川にぼんやりと少子化について。

 雨がすごいので、いつも見える立ち並ぶ高層ビルがかすんで見えます。なので、窓から外を眺めると東京じゃなくて福岡くらいの中都市っぽく見えます。ホントは福岡くらいの都市の方が暮らしやすそうだなぁ、とか思いつつ、なんとなく東京近郊で今後も暮らしていきそうな自分がいるなー(ぼんやるり)。喧噪がイヤだったら静かな住宅地を探せばいいしなぁ。通勤時間が長くなりがちなのが不便といえば不便か。しかし最近通勤2時間コースはあんまり聞かないですねぇ。比較的マンションの値段が下がったりしたので、そこそこ近いところにみなさん住んでいるんでしょうかね。最近は都心に住むのがはやりっぽいし。

 あと数年でじわじわ団塊世代が引退し、都内に通う人が減るって噂もあったりもしますね。ラッシュが緩和されるーとかいってるけど、企業が小規模化するとは思えないので、そのぶん地方から人が流入してきて都心の過密度はあんまり変わらない気がします。満員電車に揺られるのが好きな訳じゃないけど、人が少なくなった東京って全然想像できないですね。もちろんその分、地方の人口が減っていって過疎化が進んだりするわけですけども。

 少子化だー少子化だーつって政府がいまいちずれた政策を出してくれてますが、生物学的にあと十年くらいは緩和されないんじゃないかと個人的には思います。確かに社会制度とかの問題もあると思いますけれど、ショウジョウバエだって過密空間で繁殖させたら一定数で増加が止まるんですよ。だから人口が増加し続けるなんてのが前提の年金制度は破綻するのが「確定」してますし、そんな政策を未だにまじめに出し続ける政府はあほかと思います。

 今の東京って団塊世代とその子供のベビーブームで、人口が過密になりすぎてる感が強いです。東京のラッシュアワーの駅を毎日通勤してたら、きっとなんかのホルモンがおかしくなって、子供できにくくなっちゃうんじゃないかなぁとか思ったり。だから、子供が本当にほしい人は、農家とかになって毎日広い空見ながら体動かす仕事してると、自然に動物らしい本能がまたよみがえってくるんじゃないかと思います。週に一度とかでも違うんじゃないかなぁ。郊外に行くの。

 私は「せっかく子供生む機能が自分についてんだから使ってみたいじゃん」という理由で子供を産んでみたいです。プラス、子供は基本的に好きなので育てるのもそんなに苦にならないんじゃないかと思ってます。弟二人いたので「子供は守るもの。そんで手と面倒がやけにかかるもの」ってのはうっすら理解してますし(笑。でも、私みたいな理由で産んでみたいなんて人はまず稀だと思いますし、都心で暮らしていく上で「子供が必要な理由」ってのがものすごく希薄なんですよね。「子供が欲しくなるのは必要とかそういうもんじゃないだろう」って、いいたくなる大人(というかうちらの親世代)の言い分もよくわかるんですけど、なんていうか、本能部分がすごく弱くなってしまっている現代人の端くれとしては、「なんで子供欲しいの?」って一瞬立ち止まっちゃう部分があるんですわ。「子供欲しい」って純粋に思える人間部分が減ってるというか。なんで、必然的に「できちゃった」場合以外の妊娠が激減してる気がするのです。

 そう考えたときに、あ、これって似てる、って思ったのは、晩婚化。結婚する理由、というか、メリット、というかが見えなくて「何で結婚しなきゃいけないの?」って思う気持ちに押されて、「結婚したい」が薄れちゃう。それこそ「できちゃう」と慌てて巣を作らなくちゃいけなくなるので結婚するんですけども、たとえばお見合いなんかだと勢いがなくなっちゃってるのでなかなか「結婚したい」が盛り上がらないんですねー。だって結婚しなくても生きていけちゃうし、他人と暮らす面倒の方が大きく思えちゃうんですよ。よっぽど相性の合う人と出会えれば別だけど、享受される喜びよりも面倒くさそう、って気持ちが強くなるのはとってもよくわかります。そういう感覚ととても近いところに「子供?なんで生まなきゃいけないの?」ってのがある気がします。

 そこに政府が「少子化が進むと日本が危ないから子供を作りましょう!」なんて言ったって、はいそうですかって産む気になる人がいるのかっつう話ですよ。戦時中じゃあるまいし、お国のために誰が妊娠するのっつうか(笑。助成金もちょっとお門違いですね。子供育てるのに一生分で数千万とも言われている養育費を、目先の何十万かで喜んで産む親って相当頭が弱いか、子供の養育をなんも考えてないか、だと。要は、人がどういう環境だったら「生みたい」と思うのかを真面目に考えてないんだろうな、と思います。自分の子供がいる政治家はきっと「なぜ産みたくない人がいるのか」って理由がちっともわかんないんだろうなーと、少子化政策なんかを読んでて思います。

 水槽やってても分かるんだけど、必ずしも綺麗な水槽を用意して、pHと温度管理と栄養をやれば魚は繁殖するかっていうと、しないんですわ。本当に魚が落ち着いて、毎日楽しく魚らしく生き生きと生きられてなければ、卵生みません。逆に、魚が魚らしくいられるのであれば、多少pHが狂おうが温度が低かろうが毎日ぼろぼろ卵生んだりします。政策を見てるとどうしても、外側(水槽)ばっかり整えることに走ってて、安全で安心で明るい未来が想像できる日本を作って住みやすい環境を整えるなんてことには考えがいかないんだろうなーと。

 ま、私は無人島でも立派にやっていけると人にいわれるくらいですから(笑)、多少の苦境は別にどってことなく子供は産みたいと思います。ただ今はもうちょっと仕事に集中してたーい。あはー(ばかっぽく)。

 

雨の品川にぼんやりと少子化について。」への2件のフィードバック

  1. 本当にそうだよね。
    語ると長くなるからやめとくけど。
    日々「少子化対策」の中で仕事してるあたしとしては、
    今度、ゆっくり語り合いたいな(迷惑?
    今、どいなかに住んでるけど、ここは特殊出生率が2.0超えてる(国は1.29)。
    それでも、出生数は、ジェットコースター落下。
    結局、夫婦がいないんだよね。

  2. >サトミ姫
    そのうち語ってください(笑。
    田舎の方が出生率高いよね。東京は国平均よりも悪かった気がする。
    子供のいる生活、東京だと大変に思うことばっかりで、その辺も結婚する煩わしさと似てる。
    子供出来たら郊外に家を持つ人が多いし(自分だってそうするし)、そうなると母親が働くのってかなり無理なんだよね〜。

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