初秋のほんのり。

 全くといっていいほど霊感ゼロで、ふしぎなものを見たことも聞いたこともない私。

 残業で昨日は23時頃のバスに乗り込みました。普段は徒歩なのですが、残業続きで疲れていたのでちょっと楽しようと思って最寄り駅からバス。5つくらいしか停留所ないけど、まあタクシーよりは安いし。

 乗り込んだとき、最後列の横長のシートにたくさん荷物をおいて占領しているちょっと年かさの女性が座っていました。さらに耳障りなことに、携帯電話で誰かとひっきりなしにおしゃべりしていました。ちょっとお水系の人だったんですが、話してる内容はずっと恋愛の話らしく、誰々の彼氏がどうした、誰々の彼女がどうしたって話ばかり。バスの運転手さんも終バス近くでガラガラなのもあって全く注意しません。

 うるさいなあ、と思いながら降車口のすぐ後ろ(目の前に降車ドア)の二人がけの席に座り、発車を待ちました。さすがに発車したら運転手さんが注意するかと思っていたのですが、エンジンがかかった瞬間、女性の声がエンジンの合間に聞こえるか聞こえないかくらいの大きさになってしまい、やっぱり運転手さんは注意しません。

 そのままずっとその女性は私の4列後ろでぼそぼそとしゃべり続けていて、耳障りだなーと思っていたら、私が下りるバス停の1つ手前で、急に話し声がやみました。

 下りるのかな? あの大荷物を持って下りるってなると、すごくぶつかられそうだな。通路狭いしな…。と思いながら降車ドアを眺めていたのですが、後ろは静かだし、下りる気配はありません。単に電話での話が終わったみたいです。とりあえずうるさくなくなって良かった。それにしても運転手さんも少しは注意してくれたらいいのに。なんて思いながら次のバス停で下り、もういっぺんあの大荷物を見てやろう。と横を通り過ぎる最後列の座席を見たら。

 からっぽ。

 え … 。 ( ´ ω ` ) ←思考停止

 バスのお尻を見ながらしばらく頭が停止してました。き、きっと急に電波が入らなくなったアドエスを再起動しようと画面を見ていた瞬間に、前のバス停とかで下りていったんだよね。そうだよね。私が気づかなかっただけで、横の通路を大荷物抱えてても身軽に素早く通り過ぎていったんだよね。そして音もなくバスを下りていったんだよね。と思いながら必至に記憶をたぐるけど、その前の前のバス停の記憶が曖昧で分からない。
 えーと、バスの運転手さんは、逆ギレが怖くて注意しなかっただけ…だよね? 聞こえてたよね…?

 夏も終わったのに、ほんのり背筋が薄ら寒くなり、思わず急ぎ足で帰宅した玄関で柏手打っちゃいました。

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初秋のほんのり。」への6件のフィードバック

  1. こんばんは。
    これはいよいよ、“才能”が開花したのではw
    深夜の公共交通機関って、意外と怪談多いですからお気を付けを・・・。
    読んでて、なんとなくゾクっとしましたw

  2. >Redinaさま
    いや、あんなに騒がしいおばちゃんだったら、例え人でなかったとしても
    普段なら全く「人じゃない」ことには気づかないです。
    ていうか、そこまで存在を主張するなら、普通にバス降りろw
    怖かったのは「降りてないのにいなくなった」ことに気づいたからで、
    普段普通に乗り合わせたとしたら、全然怖くないと思います。(´’ω’`)

  3. 何年か長く生きてる者の意見としては、
      『生きてる生身の人間がいっちゃんコワイ』
    ってな感じッスかね。

  4. ひえーー!(^^;;
    からっぽの座席をみた瞬間が想像できて、怖すぎる……。
    しかし、そこまでして携帯で話したかったのかな…?
    沢山の荷物はなんだったんだろう…?
    とか。
    色々と想像しちゃいました。

  5. >tonoさま
    生きてる生身の人間の方が、何やるか分かんなくて怖いですよねー。
    私も怖いです。
    でも、あれ幽霊だったとしてもあんま怖くないですよ。
    うるさいだけだから(笑。

  6. >なつこさま
    おっと。見落としてました(笑。
    空っぽの座席を見た瞬間は、固まりました。マジで。
    一瞬勘違いかとも思ったんですが、考えれば考えるほど、ずっと聞こえていた
    携帯での会話が思い起こされて否定される感じ(笑。
    携帯で話したかったことよりも、「死んでも恋バナなのか」ってところが
    ちょっと面白かったです。
    大量の荷物は、人によってもらいたくなかったのか、うちの近所が
    寺院でそこに夏のバカンスを終えて帰る途中だったのか、
    今となっては謎です…。

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