【書籍】クライマーズ・ハイ (文春文庫)

 会社の同僚に借りた本です。会社帰りに読み始めてあまりの引き込まれさに止まらず、帰ってからも夢中で読みふけってしまいました。横山秀夫、久々に読みましたが、いやー、やっぱ骨太の良い文章書きますねえ〜。というわけで、今日はクライマーズ・ハイのおすすめ。映画化もされましたね。堤真一が主人公で。映画は観ようと思いながら結局観なかったんですが。(ネタバレ無しです)

 クライマーズ・ハイ (文春文庫)

 舞台は、群馬県。日航機事件を新聞記事にしていく、北関東新聞(架空)の編集者が主人公です。というところまでは、映画の予告編で知っていたんですが、骨はそれだけどいろんな話が複雑に絡み合っていて、単純にそれだけの話ではないです。同僚との話があり、息子との話があり、仕事の話があり、命の話があり…。行間からものすごーく男臭いスメルが漂ってきそうなくらい男臭い話でしたが、良かった。です。

 題名になった「クライマーズ・ハイ」って言葉は、登山中にハイになっちゃうこと。アドレナリン過剰分泌、なので、ランナーズ・ハイと似たところがあります。ただ、例えば崖のクライミングを行っているときにクライマーズ・ハイ状態からふっと現実に戻ってしまうと、ランニングなら崩れ落ちて終わりですが、クライミングなので途中で「登ることも降りることもできない状態」になってしまうそうです。最近、登山の本などを良く読むので、想像するだけで怖い。動けなくなったら、そこで遭難です。でも崖だからきっとヘリも近づけないし。

 冒頭に、谷川岳の登攀に挑むシーンがあるんですが、鳥肌立つような、自分も挑むような、ぴーんと張り詰めた空気に浸れます。谷川岳は、ロープウェーには乗ったけど一の倉沢から眺めたことはないので、今度沢歩きをかねて、800人もの命を飲み込んだ魔の山を眺めてみようかと思います。

 とにかくおすすめ〜。(‘ω’)ノシ DVDもいいらしいので、今度借りてみます!

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【書籍】クライマーズ・ハイ (文春文庫)」への2件のフィードバック

  1. 最近まともに本を読んでないのを思い出しました。
    ラノベすら読んでません。
    漫画すらも……。
    読書も芸術も食欲も、あまり関係のない秋になってます(笑)

  2. >Redinaさま
    私も久々ですよ(笑。同僚が「通勤中は文庫本」の人で、たまに面白かったのを
    貸してくれるんですが、それがたまってて(笑。
    その前に宮部みゆきの「誰か」を読んだんですが、そっちはイマイチでした。
    秋としては〜、あとは「スポーツの秋」ですかね?
    サッカー観戦でひとつ!(ぇー

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